ポシティブになる方法

今日から前向きに生きる12の方法

「もうダメかも」 「どうせ無理だろう」 私たちは簡単にあきらめてしまったり、障害があると最初にできない理由を考えてしまいます。ちょっと辛いことがあればすぐに暗い気分になってしまいます。 ところが世の中にはなぜかいつも前向きな人がいます。たとえ辛いことがあってもポジティブに考える事で生きる強さに繋がっている気がします。

生まれつきとても明るい人がいますが、もともとネガティブな人でもポジティブに変わることはできます。 少しでも前向きに、肯定的に人生を生きていきたいものです。 どんな方法があるでしょうか?


 1. ネガティブを否定しない 

いろんな本や雑誌で「ポジティブになろう」と言われているので、ポジティブ=善いこと、ネガティブ=悪いことと思い込んでしまいがちです。 でも、ネガティブ=悪いことと思っていると、ネガティブな所にばかり注目してしまい、余計にネガティブになってしまいます。 ポジティブな人ばかりではないので、ポジティブな考え方がいいな、と言われるのです。  ネガティブな気分になったときは、それが悪いこととは思わず、まず「今の自分の気持ち」と捉えましょう。 今のままでも悪くはないのです。そう思うだけでも少し楽になりますね。


2. 身体を健康に!

 精神的に超健康な人に「毎日ため息をつく」ように命令するだけで、その人はうつ病になってしまうそうです。 体の状態と心の状態は常にリンクして繋がっています。 考えてみるとネガティブな気分になっているとき、だいたい背筋が丸まって、呼吸は浅くなり、下を向いていると思います。 逆にポジティブな気分の時と同じようにアクティブに体を動かすことで、気持ちもポジティブに持って行くことができます。 気分が落ちてるな、と思ったらまず良い姿勢をとり、ストレッチをし、自分の内面を見つめながら深呼吸をしてみましょう。


 3. できる理由を7個以上考えてみる

 ポジティブな人はできる動機付けの理由を考えます。ネガティブな人は、それができない理由をいくつも考えてしまうようです。普通の人はどちらかというと不安要素が、ネガティブな部分いしてしまい、ついできない理由を考えてしまいます。 できない理由を考えないように意識しても、なかなか不安要素を追い出すことはできませんが、簡単にポジティブな思考に変わる方法があります。 それは、できる理由を『7個』以上考えましょう。 なぜ7個なのか? 脳化学でマジックナンバー7と呼ばれていますが、私たちは7個以上のことを同時に考えることができないのです。 だから、7個のできる理由を考えれば、自動的にできない理由は頭の中から消えてしまいます。 7個であれば両手で数えられるので、指を折りながら、できる理由を1つずつ挙げていきましょう。 


4. 『記憶空間』を利用しよう

私たちの脳内で情報は『空間的』に配置されているそうです。例えば左下には過去の辛い記憶、右上は未来の楽しい想像という具合です。 人によってこの配置は異なるのですが、自分のネガティブな記憶がどのあたりに配置されているか知っておくと、ネガティブ脱出の役に立ちます。 例えばわたしは、嫌なことを思い出す時、だいたい左下を見ている傾向があります。 それを知ってから、気持ちを切り替えたい時は、右側を見て考えるようにしています。 辛い気分になっているとき、自分がどこを見ているか観察してみましょう。 


5. 自分ルールを変えてみよう

私たちは自分の作り上げたフィルターを通してルールを創り上げ、それにもとづいて幸せ、不幸、成功、失敗、罪悪感、劣等感など様々な感情を生み出しています。 たとえば「結婚=幸せ」と考えている人(特に女性)はかなり多いですよね。ところがこのルールに固執してしまい、結婚できない=幸せになれないと思い込んでしまう人もいます。 いつもポジティブで明るい人は、 Happyの見つけ方が色々あるんです。 私の場合、おいしくコーヒーが朝飲めたら幸せ、うまく文章がかけたら幸せ、心が楽になる助けをできた時、などですね。 ポジティブな友人は、朝元気に起きて、ペットにおはようを言えるだけで幸せだそうです。 できるだけ色々なHappyを見つけてみましょう。 


6. 失敗しても自分を否定しない 

何かにチャレンジして失敗したとき、仕事がうまくできなかったとき、失恋したとき、どうしても気分は落ちこんでしまいます。 一時的に落ち込むのは誰でも同じですが、すぐに立ち直る人と、いつまでも立ち直れない人の違いはなんでしょうか? すぐに立ち直る人は、結果や行動を反省しても、自分の能力は否定せず、次にチャレンジします。 立ち直れない人は、結果や行動がダメだった時、自分の能力がないと思ったり、人格まで否定してしまいます。 全盛期のイチローでも10回のうち4回しかヒットが打てません。10回中6回は失敗です。でも、イチローに能力がないとは誰も思いませんよね? たとえ結果が悪くても、あなたの能力がないわけではありません。 真面目な人ほどネガティブになりやすいのは、失敗したときに自分を全否定してしまうからです。 失敗や間違いの度に自分を全否定していないか?否定しすぎていないか?をチェックしてみましょう。 


7. 安全ゾーンを確保する 

悲しいことですが家庭内不和の中で育った子どもは自己肯定感が低くなってしまう傾向があります。 本来であれば安全であるはずの家庭内で不安を感じていると、明るい未来を想像しずらくなってしまうのです。 これは大人でも同じです。 心から安心できる時間と場所を確保されていないと、気持ちがトゲトゲしくなり、周りが敵ばかりに思えるようになってきます。 「どうして自分ばかりこんな目にあうんだ」という気持ちになり、全てをネガティブにとらえるようになってしまいます。 自宅でも自室でもマイカーの中でも夜の公園でも喫茶店でもどこでもいいので、『ここにいるときは本当に安心できる」という場所を確保しておきましょう。 


8. 本当の欲求を見つけよう 

生活に不便も不満も感じていない。なのに理由もなくネガティブになってしまうときは、私たち自身の本当の欲求が満たされていない可能性があります。 私たちは色々な欲求をもって生きています。 例えばNLPでは、 安全(安心できること) 変化(ワクワクすること) 重要性(認められること) つながり(孤独でないこと) 成長 貢献 の6つの欲求に分類していますが、誰もが6つ全てを望んでいます。でも、実際に周りの友人に聞いてみると分かりますが、人によって優先順位が異なります。 例えば私は多少不安があってもワクワクするほうが良いのですが、人によってはとにかく安心を求める人がいます。 今の生活に対して欲求不満がある場合、自分にとって大事な欲求が満たされていない可能性があります。 自分はどの欲求が強いのか、一度じっくり考えてみましょう。


 9. 思い続ける事 

よく目標には期限を決めましょうと言われます。ところが期限付きの目標はネガティブな気分に追い打ちをかける要因でもあります。 なぜ目標に期限を決めると良いのかというと、『恐怖』が生まれるからです。会社や学校に遅刻しないようにダッシュするように、目標の期限に間に合わせるためにダッシュすることができます。 ところが、ネガティブな気分の時は、この目標を期限までに達成できないという『恐怖』がただのストレスになってしまうのです。 その結果、夢や目標自体をあきらめてしまうこともあります。 ネガティブな気分になったときこそ、「そのうち成功すればいい」「いつか結婚すればいい」など、目標の期限を取っ払って、方向性だけの維持につとめましょう。 そうすればゆっくりでも目標に向かって歩き続けることができます。あきらめる必要はないのです。 


10. 小さな成功をたくさん収める 

ポジティブになるのが上手な人は、小さなことに喜びを感じる習慣を持っています。 なぜ小さな成功に喜びを感じた方がポジティブになりやすいのか? 私たちの本能にとって、社会的に大きな成功も、小さな成功もあまり違いがないからです。 例えばノーベル賞をもらったら、普通の人の一生分以上の成功かもしれませんが、それだけで一生幸せかというとそんなことはありません。 一時期には気分は最高潮まで上がりますが、徐々に気分は落ち着き、場合によっては落ち込むこともあります。 でも近所のおばさんから「ありがとう」と言われるだけでもかなり気分は良くなりますよね。 ノーベル賞を1回もらうよりも、ちょっとしたことをやってあげて100回ありがとうと言われるほうが簡単です。 特にネガティブな気分の時は行動力が落ちているので、難しいことはできません。部屋の片付けや、ちょっとした親切など、簡単にできることをやって、自分を褒めたり、人に感謝されましょう。 


11. 人の良い所探しをしてみるを 

人を褒めると良いことがあります。 褒められた人が喜ぶ、というのはもちろですが、私たちの脳は他人を褒めることで、自分が褒められた時と同様の反応を示すのです。 この反応はミラーニューロンと呼ばれていて、ミラーニューロンによって人間は他人の痛みに共感したり、喜びを分かち合うことができるとも言われています。 他人から褒められて悪い気がする人はいません。お世辞でもウソでも、友人や家族を褒めてみましょう。


 12. 信じればそれが本当になる 

ウソも100回言えば本当になる、と言われています。他人がそう信じるだけでなく、ウソをついた本人がそう信じるようになるのです。私達の記憶はとても曖昧で柔軟にできています。  ポジティブになりたければ、自分の良い所を見つけてもらって家族や友達にそれを伝えてもらいましょう。 「○○君って明るいよね」 「○○さんっていつもポジティブだよね」 初めは冗談のように聞こえるかもしれませんが、数日~数週間続けていくうちにだんだん自分の意識が変わっていくのがわかります。 褒めている友人もナチュラルに褒めてくれるようになりますし、自分自身がまるで本当に明るくてポジティブな人間だと思うようになってきます。 本当になる瞬間がやってきます。 


PATH TO BLISS

心を解放して新しい自分に・・・ It's YOUR time to built your story to bliss Amsterdam在住の日本人によるコーチングサロン